トタン屋根。
冬のカフェ・シュトラッセ
屋根の解体。
非電化って?
日本の発明家、藤村靖之氏の講演会が素晴らしかった。
6年ほど前に「愉しい非電化ーエコライフ&スローライフのための」
を読んで、とっても会いに行きたくなった方でありましたが、今回
「自然エネルギーネットまつもと」主催で塩尻にはるばる見えてくださった。

「非電化は否電化にあらず、秘伝化せず。」と唱える藤村氏の、
お茶目でユーモアがあって、力の抜けたやわらかな物腰。
会場が何度も笑いでゆれた。感心で熱くなった。
ほんとうの強さとはこうゆうことだと感ずる。感動する。
非電化思考、かならずや広まります。
わたしどもも、ちいさなことから始められることがありそうです。
みんなで、愉しみ、分かち合ってゆきたいです。
ありがとうございました。
6年ほど前に「愉しい非電化ーエコライフ&スローライフのための」
を読んで、とっても会いに行きたくなった方でありましたが、今回
「自然エネルギーネットまつもと」主催で塩尻にはるばる見えてくださった。

「非電化は否電化にあらず、秘伝化せず。」と唱える藤村氏の、
お茶目でユーモアがあって、力の抜けたやわらかな物腰。
会場が何度も笑いでゆれた。感心で熱くなった。
ほんとうの強さとはこうゆうことだと感ずる。感動する。
非電化思考、かならずや広まります。
わたしどもも、ちいさなことから始められることがありそうです。
みんなで、愉しみ、分かち合ってゆきたいです。
ありがとうございました。
インペラ式脱皮機導入
たぶん初めておそばの技術的なこと書きます(^^;
今まで自家製粉は玄そばからの石臼製粉のみでした。
玄そば製粉も美味しいと思うのですが、美味しい範囲がせまいというか、問題点もあります。
・歩留まりを50%近辺におかないと、ぷりぷり感がでない。
・あまり挽きすぎる(歩留まりを上げる)とネチョネチョした食感になって好みでない。
・歩留まり50%だと半分捨てることになるのでもったいない感じが強い。
・32メッシュの粗挽きでやっているので、打ちにくい。
です。
2番粉というか、余った50%のうち、殻を抜いてもう一度挽くことは出来るのですが、あまり美味しい粉ではないので使い道がないんです。
というわけで、インペラ脱皮機による丸抜き制作に挑戦しました。
丸抜きにすると歩留まりが上がり、そばの美味しい部分が多く挽くことが可能になるという目論見です。
目標は、完全な丸抜きの制作ではなく、ある程度は玄が残ったほうがいいと考えて行いました。
使用した機械はこれ。

大竹 インペラ式脱皮機 FC-2K
お米用です。もし失敗しても玄米が作れるからいいや、という気持ちで新品を購入しました。
中古も探したのですが見つかりませんでした。
これに蕎麦MLで教えてもらったプーリーをのせかえて回転数を落とし使用しました。
回転を落とさないと割れが多くなってしまい、粉がまっていってしまいます。
教えてもらったプーリーはこれ。
NBKの3 1/2-M-1
これを注文するときにいろいろ追加工が選べます。
ボール盤持ってないのでやってもらいました。
・軸穴14mm、押しネジ1箇所、キー無し、公差H7、止めネジ付属 です。
この指定をすると、品番が、3 1/2-M-1-14-BNS-H-P となります。
あと、V-ベルトはスタンダードのM-27に変更です。
これは近くのホームセンターで購入しました。
標準ではM-28が付いていましたが、もしかしたらそのままでもいけるかもしれません。
で、このプーリーで何rpmになったかというと、計測器がないのでわかりません。
計算すれば出ますが、面倒なのでしてません(^^;
で、3回ほど試してみて、この方法がいいかな~、というのが出来ましたので結果は以下です。

1000gを脱皮させました。
その結果、赤丸で囲った部分の計822gが製粉へ回せます。引き算するとそば殻は178g。
玄そば製粉時にそば殻の量を計ると13%~15%位です。
まぁ、それに近い殻が取れたので結果はいいと考えています。
土ふるいというのは、ホームセンターで買ってきた30cmの園芸用の鉄のふるいです。
1回めの土ふるいの77gは割れを取り除くためです。
サイクロンの方にも割れが行っているので、それも土篩で救出します。それが127gです。
今回は2回脱皮させましたが、1回では玄が多すぎてダメです。ちょっと手間ですね。
で、どれくらい脱皮できた方というと・・・
1回目

2回目

サイクロンの中の物。これは土ふるいでふるう前です。

最終的には捨てる部分はほぼそば殻のみになりました。
目視では2割くらいは玄そばのままでした。
これを石臼で製粉しました。
その結果、42メッシュで、689gの粉が取ることが出来ました。
玄そばからの歩留まりは69%。良い感じです。

10割でうちました。
玄そばほど黒くはないですが、星が適度に散っていて、少し灰色をしています。
味の方はというと、玄そば製粉より殻のあくがなく、美味しいお蕎麦でした。
コシもありました。今回は細打ちで湯で時間17秒ほどにしてみました。
ただ、玄そば製粉と今回のもの、どちらの方がおいしいかと言われれば、好みじゃないでしょうか。
私はどちらも美味しい(^^;
私のような子供の頃から田舎そばを食べていた人はやっぱり完全な丸抜き製粉よりは、玄そば製粉、もしくは今回のような玄と丸の混在製粉が好みではないでしょうか。
たぶん次のお品書きでは、この玄と丸の混在製粉もお出しします。
丸玄製粉とでも名付けましょうか(^^;
いろいろな情報を教えていただいた蕎麦MLの方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今まで自家製粉は玄そばからの石臼製粉のみでした。
玄そば製粉も美味しいと思うのですが、美味しい範囲がせまいというか、問題点もあります。
・歩留まりを50%近辺におかないと、ぷりぷり感がでない。
・あまり挽きすぎる(歩留まりを上げる)とネチョネチョした食感になって好みでない。
・歩留まり50%だと半分捨てることになるのでもったいない感じが強い。
・32メッシュの粗挽きでやっているので、打ちにくい。
です。
2番粉というか、余った50%のうち、殻を抜いてもう一度挽くことは出来るのですが、あまり美味しい粉ではないので使い道がないんです。
というわけで、インペラ脱皮機による丸抜き制作に挑戦しました。
丸抜きにすると歩留まりが上がり、そばの美味しい部分が多く挽くことが可能になるという目論見です。
目標は、完全な丸抜きの制作ではなく、ある程度は玄が残ったほうがいいと考えて行いました。
使用した機械はこれ。

大竹 インペラ式脱皮機 FC-2K
お米用です。もし失敗しても玄米が作れるからいいや、という気持ちで新品を購入しました。
中古も探したのですが見つかりませんでした。
これに蕎麦MLで教えてもらったプーリーをのせかえて回転数を落とし使用しました。
回転を落とさないと割れが多くなってしまい、粉がまっていってしまいます。
教えてもらったプーリーはこれ。
NBKの3 1/2-M-1
これを注文するときにいろいろ追加工が選べます。
ボール盤持ってないのでやってもらいました。
・軸穴14mm、押しネジ1箇所、キー無し、公差H7、止めネジ付属 です。
この指定をすると、品番が、3 1/2-M-1-14-BNS-H-P となります。
あと、V-ベルトはスタンダードのM-27に変更です。
これは近くのホームセンターで購入しました。
標準ではM-28が付いていましたが、もしかしたらそのままでもいけるかもしれません。
で、このプーリーで何rpmになったかというと、計測器がないのでわかりません。
計算すれば出ますが、面倒なのでしてません(^^;
で、3回ほど試してみて、この方法がいいかな~、というのが出来ましたので結果は以下です。

1000gを脱皮させました。
その結果、赤丸で囲った部分の計822gが製粉へ回せます。引き算するとそば殻は178g。
玄そば製粉時にそば殻の量を計ると13%~15%位です。
まぁ、それに近い殻が取れたので結果はいいと考えています。
土ふるいというのは、ホームセンターで買ってきた30cmの園芸用の鉄のふるいです。
1回めの土ふるいの77gは割れを取り除くためです。
サイクロンの方にも割れが行っているので、それも土篩で救出します。それが127gです。
今回は2回脱皮させましたが、1回では玄が多すぎてダメです。ちょっと手間ですね。
で、どれくらい脱皮できた方というと・・・
1回目

2回目

サイクロンの中の物。これは土ふるいでふるう前です。

最終的には捨てる部分はほぼそば殻のみになりました。
目視では2割くらいは玄そばのままでした。
これを石臼で製粉しました。
その結果、42メッシュで、689gの粉が取ることが出来ました。
玄そばからの歩留まりは69%。良い感じです。

10割でうちました。
玄そばほど黒くはないですが、星が適度に散っていて、少し灰色をしています。
味の方はというと、玄そば製粉より殻のあくがなく、美味しいお蕎麦でした。
コシもありました。今回は細打ちで湯で時間17秒ほどにしてみました。
ただ、玄そば製粉と今回のもの、どちらの方がおいしいかと言われれば、好みじゃないでしょうか。
私はどちらも美味しい(^^;
私のような子供の頃から田舎そばを食べていた人はやっぱり完全な丸抜き製粉よりは、玄そば製粉、もしくは今回のような玄と丸の混在製粉が好みではないでしょうか。
たぶん次のお品書きでは、この玄と丸の混在製粉もお出しします。
丸玄製粉とでも名付けましょうか(^^;
いろいろな情報を教えていただいた蕎麦MLの方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。